柳生心眼流兵法はます礼法から入り、柔術の形を稽古します。その後に諸武器の稽古をして、最後に無刀と進みます。七箇条とありますが実際にはその変化も多くあるので、立ち合いでなければ伝えることができません。このことは経験していただくと徐々に理解できるようになります。ここでは一般に教授している形を示しています。もちろんそれ以上の奥義もあるのですが伝書には「実(まこと)の人に伝ふるのみ」と書かれています。実戦を重んじた時代もありますが、星彦十郎師範の代からは「形から入って心を磨く」という方法をとっています。各人が技を通して自己の心身を鍛練します。

　武道の目的は人生を全うすることですから、当道場ではよい仕事や学業を続けるため、健康な体と集中力を作るために、少しずつでも長く武道に取り組んでいただけるよう努力しております。武道の経験、年齢は問いません。最初からできる方は稀ですので体を動かしたい方は気軽にご参加ください。