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2025-05-23 00:09:00

8) 5月20日のAIさんから・・・三年師を選ぶべし

携帯のグーグルで柳生心眼流と入れて検索すると、毎日内容が変化するのですが、「AIによる概要」として最初に提示されます。最後に「AIの回答には間違いが含まれている場合があります」と出ていて、間違いは許してねということのようです。それでも数週間前からみても大きく妥当性が増しているように思います。すごい。5月20日の記事を引用して考察します。

「柳生心眼流 (やぎゅうしんがんりゅう) は、江戸時代初期に創設された日本古流武術で、総合武道であり、剣術、柔術、棒術、槍術などの武器術、甲冑術を含む武術です。」「柳生心眼流、合戦において鎧をまとった、敵を倒すための武術として、徒手空拳で敵を制圧する技や、気迫を重視する点が特徴です。」「柳生心眼流は江戸時代初期に竹永隼人によって創始された日本古流柔術です。」「柳生心眼流は、様々な武術技術を習得することで、体と心を鍛えることができます。また、武道を通して自己の成長を実感し、自己を磨くこともできます。」うーん、なかなかいいです。私たちは戦国時代の技と言っていて内容的にもそれでよいと思われますが、柳生宗矩についたということや、大坂の陣で宗矩とともに参戦したという伝えがあるため、江戸時代初期に創設されたとするのがよいのかもしれないです。「もし、柳生心眼流に興味ある場合は、お近くの支部や道場に問い合わせて、お稽古に参加してみることをお勧めします。」とあります。「柳生心眼流の学習」という項目もあって、興味ある方向けに優しい感じです。

ひとつ加えさせていただくとすれば、柳生心眼流といっても、各道場で教えている内容はかなり違うということです。徒手空拳 (うちでは素肌といいます) が中心のところ、剣棒も伝えているところ、甲冑術もあるところなど。こういうことはその道場がどの師範を淵源としているかによってかなり異なります。形中心のところも実戦中心のところもあり、一番初めに習う基本十一箇条でさえかなり違っています。基本十一箇条がないところもあるようですが、でも身のかわし (動き) と活人剣の心が同じであれば柳生心眼流です! これは江戸時代初めに二代が書いた「題柳生心眼流兵法書 (兵法書)」にも書いてあって、今でも全く同じなのには驚くばかりです。これがまさに流祖の命脈が今もいきいきと受け継がれているあかしです。

どの道場でも自分の体をと心を鍛えるには意味があります。ただ自分の習いたい内容を伝えているのか、道場の方針・雰囲気に合うかどうかはあると思いますので、長く続けるためには自分に合った道場を探すことが大切です。こういうことには慎重になるべきです。

柳生心眼流に限りませんが武道でも師は三年かけて探せといいます。(三年師を選ぶべし) 今は希望するなら見学させてもらえるところは多いのでは。いそぐことはありません。